2018年1月9日9:00
都市交通と連動したフィンテックがシリーズCで4,300万ドル(約45億円)を調達した。その名はパスポート(Passport)。今回のラウンドはベインキャピタル(Bain Capital Ventures)がリードした。
パスポートは、モバイルで都市交通の運行状況や駐車場の空き状況を確認し、支払いができるサービスを、都市や交通局に提供。すでに、シカゴ、ボストン、トロント、バンクーバー、マイアミなど、450を超える都市に採用され、2億人を超える利用者がいる。
ジャガーランドローバー、ポルシェ、フォード、GMなどの自動車メーカーとも提携。2018年には、新しいディスプレイシステムにパスポートのソフトが組み込まれる予定だ。
公共交通機関が自動運転車の管理に移行するにつれ、民間企業はその管理システムと連動する方法を必要としている。このマーケットは成長性が高く、将来大きな収益が期待できる。