2018年1月25日18:35
ジャックスは、カンボジア王国に現地法人を設立し、2018年1月17日付でカンボジア中央銀行より事業ライセンスを取得したと発表した。今後、同国において個品割賦事業を展開する。
ジャックスは、中期3カ年経営計画「ACT-Σ(アクト・シグマ)」の中で、ASEAN加盟国を中心とした海外事業を積極的に展開していくことを掲げている。今回のカンボジア進出により、2010年のベトナム、2012年のインドネシア、2016年のフィリピンと合わせ、ASEAN加盟国への進出先は 4カ国となる。
カンボジアは2011年以降7%を超える高い実質GDP成長率を維持しており、中間層の所得水準向上により個人消費が拡大しているという。特に二輪・家電等の耐久消費財の需要はさらに高まっていくことが予測され、マーケットの安定的な拡大が期待できる。
ジャックスでは、日本国内で培った消費者信用事業のノウハウと、ASEAN加盟国でのこれまでの事業経験を活かし、二輪、家電を中心とした販売金融サービスを提供するそうだ。