2018年2月7日20:20
NXP セミコンダクターズは、Garminの子会社であるGarmin Internationalが、最近発表した非接触決済機能付きスマートウォッチ「vívoactive 3」および「Forerunner 645 Music」にNXPのPN80T組み込み型セキュア・エレメント(SE)/近距離無線通信(NFC)ソリューションを採用したと発表した。NXPの組み込み型セキュア・エレメント技術とLoader Serviceプロビジョニング・ソリューションにより、GarminはGarmin Payを製品に導入できるようになります。
NXPのLoader Serviceソリューションは、設定/メンテナンス・コストの低減を実現すると同時に、決済機能の開発と統合を簡素化する。ユーザーはFit Payが提供するGarmin Payウォレットに自身のカード情報を追加できる。その後、Garmin Payウォレットはユーザーの時計内のバーチャル・ウォレットと同期する。その結果、Garminのユーザーは活動中も決済機能の利用が可能になる。
「vívoactive 3」スマートウォッチはGPS機能と15種類以上のスポーツアプリを内蔵。フィットネス年齢や24時間ストレス・トラッキングなどのフィットネス/健康モニタリング・ツールを提供している。また、「Forerunner 645 Music」はアスリートが必要とするデータの入手を可能にするランニング・ダイナミクス機能、音楽機能、およびパフォーマンス・モニタリング・ツールを統合している。
Garmin Payはカードを発行している銀行がより多く対応しているMastercard/Visaデビットカードやクレジットカード機能をサポートしている。Garmin Payウォレットにこうしたカード機能を内蔵させたことにより、着用できることに加え、ユーザーは物理的なカードと同じポイント・プログラムや数々の特典を利用することが可能になる。