2018年3月6日11:51
ユーシーカード(UCカード)、SBIホールディングス(SBIH)およびOrbは、2018年4月より、新たな決済インフラ活用の研究の一環として、ブロックチェーン/分散型台帳技術を用いた地域通貨「UC台場コイン(仮称)」の実証実験を開始すると発表した。
「UC台場コイン(仮称)」はスマートフォン上で決済・送金・チャージができるプリペイド型の地域通貨を目指し、UCカード社員を対象として、お台場のUCカードオフィス内や近隣施設の飲食店等において、「顔認証」または「スタンプ認証」にてキャッシュレスで決済できる仕組みとなる。
同実証実験においては、UCカードがコインの発行かつ決済業務を、SBIHがコインの発行・管理するシステムの運営を、そしてOrbがシステムのベースとなるブロックチェーン/分散型台帳技術Orb DLTの提供および周辺機能の開発をそれぞれ担う。
同実証実験を通じ、決済分野におけるブロックチェーン/分散台帳技術のさらなる可能性・有用性を研究し、お台場地域の活性化・キャッシュレス促進へとつなげていきたいと考えている。