2018年4月11日20:31
リードエグジビションは、2018年4月4日~6日に東京ビッグサイトにて、「第2回 AI・人工知能EXPO」を開催した。会場では、人々の生活に浸透をはじめている「ディープラーニング」「機械学習」「ニューラルネットワーク」「自然言語処理」「ハードウェア」「ビッグデータ」「AIアプリケーション」などの技術が紹介された。
SCSKのブースで展示された「ワンダーレジ」は、“人工知能搭載レジ”として人手不足を解決できるレジを売りとしていた。サインポストと連携して展開する。同レジには画像認識技術を搭載。利用者はワンダーレジに商品を置くと、レジに搭載されたAIとカメラによってワンステップで複数の商品を一括読み取りし、瞬時に購入点数と合計金額を算出してレジに表示される。利用者は金額を確認して、電子マネーにより精算が完了する。
現在、決済手段として交通系電子マネー機能を開発中で、将来的にはクレジットカードやポイント機能の搭載も検討していく。レジで一括精算できるのは魅力だが、完全に無人というわけではなく、仮に誤作動があった際は店員を呼び出して対応可能だ。
オプティムのブースでは、MonotaRO(モノタロウ)と共同で佐賀大学本庄キャンパス内にオープンした無人店舗「モノタロウAIストア powered by OPTiM」を紹介していた。同店舗では、工具から、軍手、作業服、テープなどの約2,000点を販売。
利用者は、モノタロウ店舗アプリを起動し「入店コードを発行する」をタップしてログインし、QRコードを入り口のゲートにかざして入店する。店舗では、商品などのバーコードをスキャンし、商品情報を確認後バスケットに入れ、その数量分の商品を棚から取り出す。その後、バスケット画面で「決済へ進む」をタップし決済を確定し、表示された退店用QRコードを退店ゲートにかざせば退店となる。これにより、無人オペレーションを実現するそうだ。