2018年4月25日20:24
インコム・ジャパンは、ツルハホールディングスとの間で、NTTドコモが提供する「d払い」の加盟店契約を締結し、2018年4月30日にツルハグループ全店での取り扱いを開始すると発表した。
「d払い」は、専用アプリの画面上に表示したバーコードやQRコードをPOSレジ等で読み取ることで、キャッシュレスで買い物できる、ドコモのスマホ決済サービスとなる。料金の支払いはクレジットカード払いに加え、毎月の携帯電話料金と合せて支払う電話料金合算払いや、同社が運営する「dポイント」での支払いも可能だ。また、支払い金額に応じて「dポイント」が貯められる。
インコム・ジャパンは、ドコモおよびツルハグループ双方とシステム構築・オンライン接続をすることで、ユーザーが店舗で「d払い」決済を利用できるようにした。POSシステムと接続するため、専用端末などを準備する必要がなく、既存のすべてのレジで「d払い」決済が可能になる。また、マーケティングや精算などさまざまな面で両社を支援していく方針だ。
インコム・ジャパンは、2017年に「WeChat Pay」「LINE Pay」のモバイルバーコード決済の取り扱いを開始。POSAカードで培った国内約6万店舗の販売網を活かし、今後は「d払い」を含めた多彩なモバイルバーコード決済を推進していきたいとしている。