不正検知サービスをECプラットフォーム「ebisumart」にオプション搭載(かっこ/インターファクトリー)

2018年5月9日18:00

かっことインターファクトリーは、インターファクトリーの提供するクラウド EC プラットフォーム「ebisumart」向けの不正注文検知機能を開発し、オプション機能として2018年5月9日より提供開始すると発表した。

不正検知オプションは、注文内容や配送先等を注文確定段階で審査し、リスクに応じて OK・Review・NG の結果を理由とともに戻すサービスとなる。なお審査結果は注文ごとに送るため、注文時に利用者を待たせたり、発送タイミングに影響したりすることはないという。

2018年6月1日には改正割賦販売法が施行され、EC事業者での不正対策が義務化される。一方、不正に対する取組を新たに始めるハードルも高く、簡易に取り組める仕組みがEC事業者からは求められていたという。

これまでかっこでは、不正検知サービスを1万以上のサイトに提供してきたが、利用加盟店全体で共有しているネガティブ情報を始めとするさまざまなデータベースマッチングや、ビッグデータ解析による属性・行動分析による検知で、不正注文による損失を未然に防止してきたとしている。

一方、インターファクトリーでは、クラウド EC プラットフォーム「ebisumart」を提供しており、業界業種を問わず450以上のサイト構築・リニューアルで活用されている。

今回、両社共同で開発した「ebisumart」用不正検知オプションの提供開始により、「ebisumart」利用事業者は開発負担なく不正検知サービスが導入可能となり、6月に施行される改正割賦販売法に記載されている不正対策の義務化にも対応できるとしている。

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