2018年5月24日9:00
英国のチャレンジャーバンクが、位置情報を活用したP2P決済を相次いで開始した。リボリュート(Revolut)とモンゾ(Monzo)である。
5月4日、リボリュートはNear Me(ニアミー)というサービスを開始した。近くにいるリボリュート顧客に位置情報を活用して送金する。コンタクト履歴やメールアドレス、電話番号などは不要だ。
5月7日、モンゾはNearby Friends(ニアバイフレンズ)というサービスを開始。近くにいる友人に送金できるサービスである。
モンゾがP2P決済を開始したのは2016年5月。その時は携帯電話番号を使った送金だった。その後改良をつづけ、2016年末には、モンゾ顧客をアプリに表示して送金できるようにした。
そしてニアバイフレンズを開始。ブルートゥースを活用し、プライバシーの保護のため、近くにいるモンゾフレンズで、同時にアプリを立ち上げた友人にだけ送金できるようになった。