2018年6月4日20:42
松屋「松屋銀座」(東京都中央区)と、阪急阪神百貨店「阪急メンズ東京」(東京都千代田区)は、2018年6月1日から、カード会員顧客に、相互の優待を付与する相互顧客誘致施策を実施すると発表した。
幅広い世代に向けたファッションからリビング用品、食品までフルカテゴリーを揃える「松屋銀座」と、世界を舞台に活躍する男性をターゲットにした“ジェットセッタースタイルストア”である「阪急メンズ東京」では、タイプの異なる百貨店同士が手を組み、それぞれの店舗の顧客満足度を高める取り組みとしてカードの優待による相互顧客誘致を実施することで、両店およびエリアのさらなる活性化を図る。
現在、松屋銀座のカード会員は約40万名、阪急メンズ東京のカード会員は約30万名となるが、両館利用者が一定数存在することが顕著であるため、互いに顧客化することで売り上げ増が見込めるとしている。「松屋銀座-阪急メンズ東京」間は、約 600m、徒歩8分の距離にあるが、地域間競合が激しくなる中、銀座・有楽町地区として百貨店が連携し、エリア内の活性化を図るそうだ。
今回の施策により、両店とも、それぞれ同キャンペーンによるクレジットカード・ポイントカード買い上げ額の「倍増」を目指す。
松屋カード(外商・一般)および、松屋のポイントカード会員(プチプチ マルシェ Pt カード、エヴァンゲリオンカードを含む)は、阪急メンズ東京での優待内容として、通常買い上げ金額の3%のところ、6%のポイント付与を実施する。利用者は、松屋のカードを呈示の上、「阪急メンズ東京マイレージカード」(ポイントカード)に入会が必須となる。期間は、松屋のクレジットカード会員が2019年3月末まで、ポイントカード会員が2018年9月末までとなる。
一方、阪急のペルソナカード各種(ペルソナカード(青)を含む)、お得意様カード、ポイントカードの会員は、松屋銀座、銀座インズ内 プチプチ マルシェ、松屋 東京丸ノ内において、対象商品が5%オフとなる。利用者は、阪急のカード呈示で「特別ご優待券」が発行される(発行日より2週間有効/利用回数制限なし)。