2018年9月18日9:00
欧州で一般データ保護規則(GDPR)がスタートしたのが5月25日。それから2カ月が経過したが、消費者の反応はどうだろう。
英国の消費者1,155人を対象に調査した結果をMarketing Week and Tolunaが発表した。
GDPRで日々の暮らしは変わったのだろうか。影響はない、と回答した消費者は65%だった。よくなったと回答した人は27%。悪くなったと思う人は8%いた。
ただ、企業が個人のパーソナルデータをどのように使っているかを理解しようという人は増えたようだ。60%がそう回答している。
英国の情報管理局によると、5月25日から7月3日までの間に、個人情報に関するクレーム6,281件を受け取ったという。2017年同期は2,417件だったから、それだけ消費者が意識したということであろう。