2018年10月19日11:25
大日本印刷(DNP)は、DNPが提供している国際ブランドプリペイド決済サービスに、残高が不足した時に銀行口座から自動で入金できる機能を新たに追加し、2018年11月にサービスの販売を開始すると発表した。
DNPは、2013年から国際ブランドプリペイド決済サービスを提供している。今回、このサービスに国内で先行して、残高不足の場合でも、チャージの手続をせずにスムーズに決済できるように、銀行口座と連動して不足額を自動入金できる機能を追加したという。
同サービスの特徴として、プリペイドカードの残高不足の際、不足額を銀行口座から自動入金して決済できる。利用者自身が利用金額等を管理しながら、チャージ手続きの煩わしさを解消し、国際ブランドの加盟店で即時決済できるサービスを受けることが可能になるという。また、銀行はシステム改修にかかる負担を抑えながら、銀行口座と連動した決済サービスを提供できるとしている。
さらに、国際ブランドプリペイド用の決済サービスで提供している、入金時や決済時のポイントサービスやキャッシュバックサービス等のインセンティブを追加することが可能だ。
DNPは、金融機関や流通・小売業などに新機能を備えた国際ブランドプリペイドサービスを提供し、関連するサービスも含めて2022年までに累計30億円の売上を目指す。