2018年12月12日17:30
NIPPON Platform(ニッポンプラットフォーム)は、このほど、シンガポールでQRコード決済サービス「NETS Pay」を提供するNETS社と提携したと発表した。
これに伴い、2018年12月12日から申し込みの受付を開始し、2019年1月11日から、ニッポンプラットフォーム100%子会社のNIPPON Tablet(ニッポンタブレット)が中小個人商店に無料レンタルするタブレット端末上で、訪日シンガポール人観光客が、タブレット上に表示されたNETS QRコードを各種モバイルアプリで読み取ることで日本でのQRコード決済が可能になる。
対象となるモバイルアプリはNETSの提供する「NETS Pay」、DBS銀行の提供する「DBS PayLah」、華僑銀行の提供する「OCBC Pay Anyone」、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行が提供する「UOB Mighty」の4つとなる。
さらにニッポンプラットフォームはマスターライセンスホルダーとして、「NETS Pay」利用可能店舗拡大に向けて、日本国内の各決済事業者やPOSシステム開発ベンダー向けにAPIを提供していく予定だ。
なお、ニッポンプラットフォームおよびニッポンタブレットでは、日本における「NETS Pay」普及の一環として、複数の地方自治体と連携して実証実験を展開する予定であり、現在関係自治体との準備を進めているそうだ。