2019年1月10日8:52
コイニーは、碧海信用金庫(愛知県安城市)と西三河地域を中心とした営業エリア内の地元事業者に対し、スマートフォンやタブレット端末を使った決済サービス「Coiney (コイニー)」の導入支援を行うビジネスマッチング契約を締結し業務提携を2019年1月9日より開始したと発表した。
愛知県安城市では2016年から「第8次安城市総合計画」を策定し、 観光施設やイベントにおける観光入込客数を2023年に270万人まで伸ばすという成果目標を立てている。また2027年にはリニア中央新幹線開業が予定され、名古屋と東京が40分で結ばれるようになり、ますます訪日外国人観光客の増加が期待される。その一方で、クレジットカードなどキャッシュレス決済に対応できている県内事業者は少ないのが実情となっており、決済環境を整えることで県内の観光マーケットのさらなる拡大が期待されている。
今回の提携により、碧海信用金庫の77支店を通じて西三河地域を中心とした営業エリアにて「Coiney」を使ったインバウンド受け入れ体制の支援を実施していく。具体的には各営業店を通じて地域内の飲食店や小売店、また観光施設や医療機関など支払いが行われるすべての店舗および施設に対し、Coineyを使った決済環境を提供する。
なお、コイニーでは、専用カードリーダーとスマートフォン・タブレットを用いた事業者向けの決済サービス「Coineyターミナル」、 QRコードとスマートフォン・タブレットのカメラで認証・決済する「Coineyスキャン」、決済ページがつくれる「Coineyペイジ」を提供している。