2019年3月30日9:00
中国の決済は想像以上に進化しつづけているようだ。深圳の地下鉄福田駅では、5Gをベースにした実証実験を実施している。
そこでは、改札の顔認証決済もテストしている。改札で乗車券やQRコードは不要。改札に設置されたタブレット型スクリーンに顔を向けるだけで、通過できる。
もちろん、決済は顔に紐づけた口座から引き落とされる。中国も日本と同様に乗車ラッシュがある。地下鉄の1日の乗車数は500万人だ。
5Gの高速大容量のネットワークが、スピーディなリアルタイム処理をおこなう。今の情報通信インフラではなく、5Gになれば、非接触決済顔負けのスピードを確保できるのだ。