2019年3月28日20:00
ジャックスは、函館商工会議所との協業により、函館地区のキャッシュレス化推進に取り組むと発表した。
2018 年度上期の函館市での訪日外国人宿泊客数は約 22万1,000人と、前年同期比10.5%の増加している。また、キャッシュレス化の推進は全国的に加速しており、消費税増税対策と合わせ函館地域においても対応が急務となっている。同環境のもと、函館商工会議所では、年々増加する訪日外国人旅行者の消費拡大、また政府が消費税増税対策として実施予定の「キャッシュレス・消費者還元事業」を踏まえ、函館地域における小規模事業者のキャッシュレス決済環境の整備推進を図ることを目的とした事業を、新たに平成31年度より実施する運びとなった。同事業では、函館商工会議所と函館に本店を置くジャックスが協力し、函館地域のキャッシュレス化の推進に取り組むそうだ。
函館商工会議所では、広報ツールによる情報提供や経営相談を通じて、約 2,200 の会員事業所へ最適な決済環境の紹介を行う。ジャックスは国際的なブランドのVisa/Mastercardおよび訪日中国人向け決済サービスのAlipay/WeChat Payのアクワイアリング事業者として同事業に取り組む。会員事業所に対して端末無償設置を含む特別優遇プランを提供することにより、会員事業所は初期費用および手数料負担の軽減を図ることが可能だという。