2019年5月15日9:00
ドイツは現金社会といわれている。日本と似たところがある。しかし、カード決済がジワリと浸透しはじめているようだ。
EHI Retailの調査によると、2018年のカード取扱高は2,090億ユーロ(26兆円)を超えた。現金での支払いは2,080億ユーロ。つまり、現金をカードが超えたことになる。
小売売上の48.6%はカード、48.3%が現金、残り3.1%が請求書とバウチャーだという。
これまでドイツが現金社会だったのは、プライバシーと負債に対する不安からだった。