2019年5月22日7:00
NIPPON Platform(ニッポンプラットフォーム)は、2019 年5月20日に熊本県宇城市と事業連携協定を締結したと発表した。
ニッポンプラットフォームは宇城市と事業連携協定を締結し、公民連携体制のもと、市民サービスの向上、庁内の働き方改革、宇城市内の中小個人商店のキャッシュレス普及と推進、インバウンド対策、リテラシー向上など、多方面から宇城市のまちづくりと市内経済の発展に貢献することを目指す。取り組みにあたっては、ニッポンプラットフォームのマルチ決済端末機能付きタブレットに付属する各種サービスを提供・展開する予定だ。
連携内容の主な取り組みとして、宇城市役所の収納窓口で公的証明書の発行に係る手数料を、QRコードで決済する実証実験を行う。スマートフォンに表示した各決済ブランドのQRコードをタブレット端末にかざすことで、手数料の支払いが完了できるようになる。
また、庁内にAIカメラを設置し、窓口の繁忙/閑散時間をデータ化。人員配置の見直しを通じ、業務効率化による働き方改革を目指す。
さらに、宇城市内のおみせにセミナーなどを実施して、キャッシュレスのリテラシー向上を図る。マルチ決済機能付きタブレット端末をおみせに無償で貸し出し、市内のキャッシュレス化を促進させる。
そのほか、金融機関との連携体制のもと、宇城市内の民間事業者のキャッシュレス化を目指すそうだ。