2019年6月12日8:00
一般社団法人日本クレジット協会(Japan Consumer Credit Association:略称JCA)は、2019年6月5日に、都内で定時総会および理事会、懇親会を開催した。新会長には、京都大学 名誉教授の山本豊氏が就任した。
JCAは、1958年(昭和33年)設立の全国信販協会、1967年(昭和42年)設立の日本クレジット産業協会及び2004年(平成17年)設立のクレジット個人情報保護推進協議会を母体に、2019年(平成21年)に三団体が大同団結して設立したクレジット業界の総合団体だ。同協会は、2019年7月1日に個人情報保護法に基づく「認定個人情報保護団体」の認定を受けるとともに、改正割賦販売法が施行された同年12月1日付で割賦販売法に基づく「認定割賦販売協会」の認定を受けている。2019年6月1日現在の会員数は947となっている。
前会長の杉本 直栄氏の後を受け、新会長には京都大学 名誉教授の山本豊氏が就任した。また、副会長には、イオンクレジットサービス 代表取締役社長の齋藤達也氏、ジェーシービー 代表取締役兼執行役員社長の浜川一郎氏、ジャックス 代表取締役会長の板垣 康義氏が選ばれた。また、副会長・専務理事 (代表理事)には、松井哲夫氏が就任している。
総会後には、懇親会も開催。山本氏は、2019年10月に予定されている消費税率引き上げに伴い、キャッシュレス支払いを行った消費者にポイントが還元される「キャッシュレス・消費者還元事業」、クレジット取引セキュリティ対策協議会の事務局を務める「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」への取り組み等の意気込みを語った。
なお、懇親会では、経済産業省 商務サービス・審議官 藤木俊光氏も登壇し、同協会への期待を述べた。乾杯の挨拶は、副会長の板垣氏が行った。