2010年11月4日13:22
環境専門のコンサルティング企業であるリサイクルワンとジェーシービー(JCB)は11月4日から、環境省が推進しJCBがプラットフォーム運営を行う「エコ・アクション・ポイント(EAP)事業」強化の一環として、市民と環境保護活動を結びつけるWebサイト「エコ・アクション・モール」を開設すると発表した。
今回開始するエコ・アクション・モールは、市民とNPOなどの環境保護団体をマッチングするポータルサイトで、市民は、このモールを通じて環境保護活動への参加が可能なうえ、自らの環境保護活動によって削減したCO2の量に応じてEAPを獲得し、商品券などのさまざまな商品に交換することができるという。また、CO2の削減量をこのモールで確認することができ、自らの活動の結果を数字で把握することが可能だ。モールには、植林、間伐、珊瑚の保全などの直接COs吸収に繋がる活動や、廃食油のリサイクル、物品のリユースといった間接的にCO2削減につながる活動など、多様な環境保護活動を行う環境保護団体が参加し、順次拡大する予定であるという。今年度中に3万5,000人の参加と、約5,000トンのCO2削減を目標としている。さらに、2011年1月までに、同様のモールを企業向けにも開設予定であるという。企業は、同サービスを活用することで、効果的な環境保護活動とそれらの活動効果の「見える化」により、企業と社員が一体となったCSR活動が可能となる。
モールの運営は、リサイクルワンが、NPO団体の活動を支援する「NPO法人チャリティ・プラットフォーム」と協力して行う。JCBは、EAPのプラットフォーム事業者として、運営をサポートする。