2019年8月20日8:45
一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会主催の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会1年前記念イベント「Festival d’ete ODAIBA 2019」が2019年8月16日~8月19日まで東京・台場で開催された。最終日の8月19日には、東京都知事 小池百合子氏と、Visa Inc.エクゼクティブバイスプレジデント兼最高マーケティング/コミュニケーション責任者 リン・ビガー氏によるトークセッション、およびキャッシュレス夜祭り体験が行われた。
東京臨海副都心まちづ くり協議会は、ビザ・ワールドワイド(Visa)などのオリンピックスポンサーと共に、トライアスロンやマラソンスイミングの競技会場となるお台場海浜公園と、スポ ーツクライミングなどアーバンスポーツの競技会場となる青海アーバンスポーツパーク(青海 NO・R 区画)をつなぐ、 ウエストプロムナードにおいて、東京2020大会 1 年前を記念したイベントとなった。
19日には、会場のセントラルステージに、小池氏とリン氏が登壇。大会組織員会では、さまざまな競技が行われる臨海副都心エリアを「東京ウォーターフロントシティ」と名付け、新しい楽しみ方を経験してもらう場と捉えている。小池氏は、大会を支えるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)、安心・安全、スポーツエンターテイメント、環境など、新たな技術を日本、東京から、世界に発信するチャンスであるとした。
Visaが取り組むキャッシュレス決済をはじめ、5Gを用いた高速通信、AIを活用した顔認証などを進めている。小池氏は、「ライフスタイルを一変するような技術を大会のレガシーとして育み、社会に実装することで、東京が世界をリードしていくように全力で取り組んでまいります」と意気込みを語った。
リン氏は、「Visaでは、決済テクノロジーパートナーとして参加させていただくことに誇りに思っています。競技会場やイベントの場、選手村などで最先端決済技術を駆使し、スポーツファンの体験を向上させる機会と捉えています。東京2020においても忘れられない体験を皆様に提供できるように準備しています。経済成長の加速支援、日本人や訪日客の皆様に感動していただける体験に向け、努力していきたいです」と述べた。
Visaでは、会場に「Visaでタッチ夜祭り」のブースを設置。トークセッション後は、リン氏と共に小池知事が「Visa でタッチ夜祭り」のブースに移動し、「Visaのタッチ決済」を体験した。また、キャッシュレス縁日コーナーでは、キャッシュレスでだるま落としゲームを体験し、見事に成功。さらに、顔写真つき折り鶴で、オリンピックアスリートを応援するアクティビティも見学した。
Squareの端末でVisaのキャッシュレス決済を体験
なお、Visaでは、同イベントでの売り上げはすべて「JOC オリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」にて、東京2020オリンピックを目指すアスリートの支援を目的に、JOCを通じて東京2020オリンピック実施競技団体に寄付するそうだ。