2019年9月13日7:00
飛天ジャパンは、低価格なQRコード決済端末「QR POS」と「QR POS lite」を販売開始したと発表した。
「QR POS」と「QR POS lite」は、消費者がQRコードを提示する利用者提示型(CPM:Consumer Presented Mode)のQRコード決済端末で、プリンターの有無が両製品の大きな違いとなる。
両製品に共通する特徴として、決済Gatewayは日本恒生ONEPAYに接続済なので、「楽天ペイ(アプリ決済)」、「PayPay」、「LINE Pay」、「Alipay」、「WeChatPay」、「d払い」をはじめ、各種QRコード決済に対応済だという。
また、通信方式は日本の各キャリア(ドコモ・ソフトバンク・AU・格安SIM)4GおよびWi-Fiに対応している(Wi-Fi限定版もあり)。
さらに、4G対応版はインターネット通信設定済みの状態で出荷するため、店舗側の複雑な初期設定作業が不要だ。また、電源をオンにするだけでQRコード決済の利用が可能にななる。
そのほか、既存POSレジシステムの改修は必要ない、コードレスなので設置スペースを確保する必要もない、スキャン専用窓で短時間でスムーズにQRコードをスキャンするといったことも可能だ。
同社では、市場に流通している既存QRコード決済端末との違いとして、①金額表示用ディスプレイが2つあるので、店員も利用者も双方で金額を確認できる、②スキャン専用窓でスキャンするので、カメラでスキャンするよりも、QRコードの向きや角度を気にすることなくスムーズにスキャン可能、③物理ボタンのためソフトキーボードでタッチ操作するより操作ミスが少なく、例えば手袋をしている時も外さずに操作することが可能。また、コードレスで操作できるため、テーブル会計にも容易に対応できる、といった点を挙げている。
飛天ジャパン株式会社
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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