2019年10月4日19:46
ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、2019年10月4日、三菱UFJ銀行が提供するスマートフォンアプリ「MUFG Wallet」に、国際標準規格のType A/Bによる非接触決済「 Visaのタッチ決済」がウォレットサービスとして日本で初めて採用されたと発表した。これにより、「MUFG Wallet」に三菱UFJ-VISAデビットを登録することで、Visaのタッチ決済対応加盟店で、スマートフォンをタッチすると決済が可能となる。
Visaのタッチ決済は、 日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法となる。店員にカードを渡すことなく、レジにあるリーダーに非接触対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)もしくは、Visaのタッチ決済対応のスマートフォンをタッチすると支払いが完了する。
「MUFG Wallet」には、決済技術であるVisaトークンサービスが採用されている。Visaトークンサービスは、カードホルダーのカード番号をトークンと呼ばれるデジタル識別子に変換することで、実際のカード番号を使うことなく決済を実現する技術だ。これにより、スマートフォンの紛失や加盟店への不正アクセス等によるカード番号の流出を防ぐことができるという。なお、「MUFG Wallet」には、Visaのヒューマンセンタード・デザインの考え方が用いられている。
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ペイメントナビ編集部
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