クラウドベース暗号化と鍵管理サービスで富士通のセキュリティ機能を強化(タレス)

2020年2月19日21:25

デジタルセキュリティベンダーのThales(タレス)は2020年2月19日、富士通(ヨーロッパ)がタレスのクラウドハードウェアセキュリティモジュール(HSM)と鍵管理ソリューションを採用したと発表した。富士通がヨーロッパ全域で提供する包括的なセキュリティソリューションにおいて、マネージドPKIセキュリティおよびエンタープライズデータ暗号化の新サービスの強化を実現するという。

士通がタレスのクラウドHSMと鍵管理ソリューションを採用し、マネージドPKIセキュリティおよびエンタープライズデータ暗号化のサービスを拡大(タレス)

富士通は、自社のマネージドMicrosoft認証局(CA)サービスにタレスのクラウドHSMサービスであるData Protection On Demandを統合し、高度なセキュリティと利便性を誇るエンドツーエンドのエンタープライズ公開鍵基盤(PKI)サービスを提供するそうだ。さらに、同社の新サービスであるエンタープライズデータ暗号化サービスにタレスの鍵管理プラットフォームを統合し、顧客の安全な暗号鍵のライフサイクルマネージメントを実現する。

富士通はタレスとの提携を拡大し、タレスの鍵管理プラットフォームを利用したエンタープライズデータ暗号化サービスの提供を開始した。強固な暗号化方式に加え、ライフサイクル全体を通して暗号鍵を保護する鍵管理システムによってデータセキュリティを確保し、効果的で、規制に準拠したデータ保護を実現するという。新サービスは、富士通のデータ保護ポートフォリオの1つとして、オンプレミス、ハイブリッド、マルチクラウド環境を問わず、全てのデータを保護するために提供される。

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ペイメントナビ編集部

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