2020年3月14日9:00
新型コロナウィルスCovid-19が決済業界にも大きな影響を与えている。取扱高が減少し収益が悪化する。これまで好調だった決済各社は、そういうネガティブな予測を発表せざるを得ない状況に追い込まれている。
2月24日、Mastercardはコロナウィルスの拡大が2020年の収益を毀損すると発表。クロスボーダーの旅行やEコマース成長の両方が落ち込むというのが理由だ。
その結果、Mastercardの第1四半期は、2%から3%予測よりも低くなると予測している。第1四半期だけでウィルスがおさまるようであれば、通期では前年比9%から10%の伸びになる可能性が高いと述べている。