セブン-イレブンで顔認証決済や商品案内用サイネージの視聴時間測定を実証(NEC)

2020年3月13日17:00

NEC(日本電気)は、セブン-イレブン・ジャパンが店舗の課題解決を目的に、2019年12月にリニューアルオープンした実験店舗「セブン-イレブン麹町駅前店」(東京都千代田区)において、顔認証決済や商品案内用サイネージの視聴時間測定の実証を開始した。

顔認証決済の様子(NEC)

NECはこれまで、同店舗に設備の稼働管理や棚定点観測サービスを提供しており、今回新たに顔認証決済や商品案内用サイネージの視聴時間測定システムを提供することで、さらなる快適な顧客体験の実現や店舗運営の効率化を支援するとした。

2020年3月16日より、セブン-イレブン社員向けに顔認証決済の実証を開始。利用者は、専用端末を用いて事前に顔画像やクレジットカード情報、確認用コードを登録することで、セルフレジ支払い時に顔と確認用コードの2要素認証により決済が可能だ。

NECは、2018年12月より、セブン-イレブン三田国際ビル20F店においてNECグループ社員向けに顔認証決済の実証実験を行っており、今後は、一般の利用者への展開や、さらなる利便性・セキュリティの向上に向け、顔と虹彩を組み合わせた認証の活用を検討していく。

なお、顔認証技術はNECの生体認証「Bio-IDiom」の中核技術である顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用している。

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ペイメントナビ編集部

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