2010年11月24日16:51
楽天と楽天グループのビットワレットは11 月24日から、楽天が運営するインターネットショッピングモール「楽天市場」のインターネット決済方法に電子マネー「Edy」を新たに導入し、支払いサービスを開始したと発表した。
ユーザーは、楽天市場の出店店舗のうち、同決済システムを導入した店舗においてEdyでの決済が可能となる。具体的には、FeliCaポートおよびPaSoRi(パソリ)のリーダライタを利用してパソコンサイトで支払う方法とおサイフケータイの「Edy アプリ」を利用して決済を行う「Mobile Edy」の2 種類から選択することができる。楽天スーパーポイントについては、通常の100 円購入で1 ポイントの付与に加え、楽天スーパーポイントの貯まるEdy機能付カードもしくはおサイフータイで支払った場合は、さらに200 円の購入ごとに1 ポイントが貯まる。
両社では楽天市場でEdyの利用が可能になったことにより、食品やファッション、日用品などの低価格帯商材の購入回数がさらに増加することに加え、クレジットカードを保有していない未成年者など若年層の利用機会が拡大することを期待しているという。また、Edyはすでに約6,050万枚(うちおサイフケータイ約1,200 万台・10 月末時点)発行されていることから、今後はリアル店舗のみならず、楽天市場をはじめとするインターネットでのユーザーの利用機会の増加も目指す。