2010年11月25日18:07
三井住友カードは11月25日、記帳代行サービスを提供するエフアンドエムとの提携により、個人事業主向けの「F&M MMCカード」を新たに発行し、同日から募集を開始すると発表した。 エフアンドエムが提供する記帳代行サービスは、個人事業主や中小企業が行っている経理仕訳や帳簿記帳を代行するもので、領収書などの経理書類を月々まとめてエフアンドエムへ送付するだけで、各個人事業主や中小企業の業種に応じた会計データを作成するサービスである。
今回発行するF&M MMCカードは、記帳代行サービスを利用する個人事業主を対象に、三井住友カードの「マーチャントメンバーズクラブ(MMC)」(個人型)の特典と、記帳代行サービスを利用できるカードとなっている。
F&M MMCカードで決済した情報は、三井住友カードからエフアンドエムへ直接送付し、自動的に収支計算書へ反映される。そのため、今まで顧客自身が送付していた領収書やカード利用代金明細書を、エフアンドエムへ送付する手間を省くことができる。また、エフアンドエムでも領収書などの入力処理が必要なくなるため、顧客とエフアンドエム双方で事務の合理化に繋がるという。さらに、交通費やインターネット料金を始め、さまざまな経費の支払いに利用できる上、月々の記帳代行手数料の支払いも可能だ。同カードは、三井住友カードのワールドプレゼントのポイントも貯まるという。