2011年2月25日7:50
「提携クレジットカード」の新潮流~三井住友カード/エフアンドエム「F&M MMCカード」(1)
経費処理の時間と手間を削減する「F&M MMCカード」
個人事業主のメインカードを目指す
三井住友カードは個人事業主や中小企業に対し記帳代行サービスを提供するエフアンドエムと提携し、2010年11月から個人事業主向けに「F&M MMCカード」を発行している。同カードを利用することで、エフアンドエムの記帳代行サービスを利用する個人事業主は経費処理の時間と手間の大幅な削減となっている。
数万人のユーザーがターゲット
記帳代行サービス手数料もカード決済が可能
「F&M MMCカード」のターゲットは、エフアンドエムの記帳代行サービスを利用する数万人のユーザーとなる。
「エフアンドエムのお客様の9割が個人事業主であり、生命保険の外交員の方も多くいらっしゃいます。カードのプロモーションはエフアンドエムの営業担当者が直接行います」(三井住友カード 東京法人営業部 部長代理 下川亮氏)
そもそもエフアンドエムと三井住友カードとは、以前より記帳代行サービスを加盟店に提供するサービスで連携していたことから、今回のカード発行に至った。
交通費、飲食代、インターネット料金などに加え、エフアンドエムが個人事業主と契約する際の記帳代行サービス手数料も同カードで支払うことが可能になるため、三井住友カードとしてはエフアンドエムの顧客である個人事業主のメインカードとして、1枚で数多くの経費精算が行われることを期待している。