2020年5月10日7:00
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下のiBankマーケティング(iBank社)と佐賀銀行は、2020年1月29日付でiBank事業への参画に向けた協議を開始する旨の基本合意を発表し、具体的な提携内容の検討を進めてきた。そして、4月28日に両社はFinTechサービスの連携による新たな価値の共創を目指し資本業務提携を行った。
同提携により、両社はiBank社が運営するスマートフォン専用アプリ「Wallet+」の導入に向けた共同開発に本格着手した。2021年冬に予定する佐賀銀行の口座保有者(個人)への「Wallet+」のサービス提供により、金融と非金融、日常と非日常をシームレスに繋ぐ新しいマネーサービスの体験を提供すると共に、「Wallet+」を通じたデジタルマーケティングの高度化について協働で取り組むという。
なお、「iBank」では、3つのプラットフォームにより、さまざまな業界・業種の事業パートナー(異業種)との連携を進めることで、個人には、金融と非金融が融合した新しい体験(例えば、利用者の預金目的や趣味嗜好に応じた、最適な情報やクーポンを最適なタイミングでお届けする等)を、法人には、これまでにないデジタルマーケティングの機会等の提供を目指す。
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ペイメントナビ編集部
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