2020年5月11日14:32
PayPayは、「PayPay」を利用して支払った累計決済回数が、2020年5月9日に、10億回を突破したと発表した。
2018年10月5日にキャッシュレス決済サービス「PayPay」の提供を開始してから、約1年7カ月で累計10億回を達成した。全国の加盟店で毎月実施しているさまざまなキャンペーンの開催や、より使いやすくするためのアプリの改善、実店舗やオンライン店舗など全国の加盟店の開拓に加え、万が一ユーザーが不正利用などの被害にあった場合の全額補償制度、24時間365日相談可能な電話窓口の設置などの取り組みを実施してきた成果だと考えているそうだ。
現在PayPayは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大している中、「きせかえ」を活用した支援を行っている。また、テイクアウトやデリバリーサービスの需要が増えていることを受けて、「Uber Eats」をはじめとするデリバリーサービスに対応するほか、飲食店における事前注文サービス「PayPayピックアップ」の提供を予定するなど、「ミニアプリ」機能を使ったさまざまな取り組みを進めている。「PayPay」を利用することで、ユーザーは自分のスマートフォンの操作で支払うことができるため、個人間で現金を受け渡しすることなく決済できるとしている。
また、「PayPay」は、2020年4月に加盟店数が全国で220万カ所を突破した。決済システム利用料や初期投資が不要という点に加え、入金サイクルが早く、最短で翌日に入金されること、また「PayPay」のQRコードは、テイクアウトでもデリバリーでも活用でき、宅配時にPayPayのQRコードを持参すれば現金や決済端末を持ち運ぶことなく決済ができることなどが、多くの加盟店で利用される理由であると考えているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト