2020年5月19日9:10
出前館が運営する出前サービス「出前館」は、2020年5月18日から、熊本県熊本市にて、配達機能を持たない飲食店の出前を可能にするサービス、シェアリングデリバリーを開始すると発表した。配達を担うのは合同会社YAMAPROとなる。熊本県での配達パートナーによるシェアリングデリバリーは今回が初めてとなる。
今回、シェアリングデリバリーの熊本展開により、カフェ「Cafe&bar ICOCA」や、から揚げ店「鶏王」など、さまざまなジャンルの店舗に出前注文が可能になる。
「出前館」に注文が入ると、店舗および配達を行う拠点に注文が入り、店舗は指定時間までに料理を仕上げる。その後、配達はシェアリングデリバリー拠点が所有するバイクや電動自転車と配達員で行う。シェアリングデリバリーを行うエリアは、「出前館」の持つ出前のデータベースによって、適切な配達エリアが設定され、なおかつ、各飲食店舗のジャンルによって売上を予測することが可能だ。それにより、シェアリングデリバリー拠点においても効率的な配達が可能となり、採算化が図れるメリットがあるとしている。
同サービスを導入することにより、店舗は新たに配達員を採用しなくても出前サービスを実施できる。また「出前館」の利用者にとっては、これまで以上に多様なジャンルの出前を注文できるようになる。
なお、現在「出前館」では、非接触で商品を届けるために「キャッシュレス決済」と「非接触のお届けのご指定」を推奨しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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