広告配信・マーケティングサービス 「イグニカサイネージサービス」本格運用(U.S.M.Holdings)

2020年8月6日19:51

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.Holdings)は、リアル店舗での、AIデジタルサイネージを活用した広告配信・マーケティングサービス「イグニカ(ignica)サイネージサービス」の本格運用を開始すると発表した。

「イグニカサイネージサービス」本格運用

「イグニカ」は、U.S.M.Holdings の独自ブランドとして、店舗サイネージをネットワーク化し、商品情報、料理レシピ動画、生活情報等、利用者にとって価値ある情報やコンテンツをリアルタイムで配信提供するという。

さらに、AIカメラの活用によりコンテンツ視聴効果の分析・可視化を可能とし、効果的な広告配信と効果検証が可能となる。

2020年3月より事業会社のカスミ3店舗にて実証実験を行っていたが、8月より順次、カスミの21店舗で本格展開する。また、マルエツ、および、マックスバリュ関東も、9月以降に順次展開を進めているそうだ。

イグニカサイネージサービスでは、店内に約40インチのサイネージディスプレイを10画面設置。売場状況に合わせ、サイネージごとに異なるコンテンツを配信する。サイネージはネットワーク化により管理し、クラウド上で配信コンテンツ管理やスケジュール設定を行う。店舗やディスプレイごとに配信設定が可能だ。コンテンツは自社配信動画に加え、他企業のサイネージ広告配信を行うという。

また、サイネージとAIカメラの組み合わせにより、サイネージごとの視聴人数、視聴時間、性別、年齢層を計測し、データ分析及びレポーティングを行う。店内販売データと連携することで、効率的にサイネージの効果分析を行うことができるという。

さらに、「イグニカサイネージサービス」は、U.S.M.Holdings の独自開発により、機能を最適化し、低価格でのサービス提供を実現しているそうだ。また今後はU.S.M.H公式モバイルアプリとの連携、配信コンテンツ・スケジュールの最適化などを可能とするAIレコメンドエンジンの搭載など、継続的な機能のアップデートを進めていきたいとしている。

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