2020年8月24日17:04
オリエントコーポレーション(オリコ)は、FintechスタートアップのHandiiと提携し、2020年8月24日から、法人カード発行サービス「paild」の提供を開始すると発表した。
「paild」は、オンライン上で法人カードを何枚でも即時発行できるサービスとなる。従来の法人用クレジットカードとは異なりプリペイド式となるので、企業の与信に関わらず入金した分だけ決済に利用できるほか、複数のカードで残高をシェアできる。また、利用限度額の設定や利用停止などの管理がオンライン上で完結可能だ。国内外の6,100万以上のVisa加盟店で利用できる。
「paild」の導入により、企業の利用目的に応じた枚数のカードを発行し利用することで、立替経費の多い社員の経費精算にかかる時間やコストの削減、用途に応じたカードの使い分けによるシンプルな予算管理などが見込める。また、急な出費が伴う場面にも、チャージされた金額の範囲内で決済を行えるので、クレジットカードの利用限度額を気にかけることなく利用できるという。
同サービスは、Handiiが会員募集やカード発行、会員の照会業務などの顧客管理、およびシステム運営を行い、オリコが国際ブランドとの対応業務を行う。
なお、バーチャルカード(カード番号のみ発行)は無料、リアルカードは1枚580 円(税別)となるが、2020年12月末までの発行分は無料となる。
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ペイメントナビ編集部
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