2020年8月25日17:39
ジャパネットホールディングスのグループ会社で新規サービス事業を担うジャパネットサービスイノベーションは、2024年開業予定の長崎スタジアムシティでの完全キャッシュレス化を見据え、長崎キャッシュレスプロジェクトを開始すると発表した。第一弾として、長崎県・稲佐山山頂エリア「INASA TOP SQUARE」の3店舗を完全キャッシュレス化する。
同社では、長崎に住む人、訪れる人にキャッシュレス決済ならではの便利で安心なサービスを提供したいという想いから同プロジェクトを立ち上げたそうだ。さらに、現金の受け渡しを無くすことで会計時における接触時間を短縮し、新型コロナウイルス対策も強化する。キャッシュレス決済ではクレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubブランド)、電子マネー(Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、nanaco、WAON、楽天Edy)、QRコード決済(PayPay、d払い、au PAY、メルペイ、LINE Pay、WeChat Pay、Alipay)などさまざまな支払い方法に対応すると共に、今まで現金決済しか利用したことのない人にもキャッシュレス決済を利用してもらえるよう、INASA TOP SQUAREとV・ファーレン長崎主催試合時のトランスコスモススタジアム長崎でのみ利用できるオリジナルのプリペイドカードも用意する。なお、楽天ペイ、iD、QUICPayは2020年秋以降対応予定だという。
長崎キャッシュレスプロジェクト第二弾として9月30日にトランスコスモススタジアム長崎で開催されるV・ファーレン長崎主催試合より完全キャッシュレス化するという。
なお、即時発行、即時入金できるジャパネットオリジナルのプリペイドカードでは、カードをかざすだけで簡単に支払いでき、カードに入金したお金が残った場合も専用のマルチ発行機からその場で現金に払い戻すことが可能だ。同プリペイドカードの発行に伴い、カードの発行や払い戻しを1台で行えるマルチ発行機をエルコムジャパン、およびエルコムと、上記決済方法に加えて同プリペイドカードを1台で決済可能なマルチ決済端末をブリッジ・モーション・トゥモローと共同開発している。