2010年12月7日18:13
日本カードビジネス研究会は12月7日、「NCB定例セミナー(第255回)」を東京都千代田区のホテルルポール麹町で開催した。今回は「生活者の電子マネーWAON~地域通貨を目指して~」と題して、イオンリテール WAON電子マネープロジェクト プロジェクトリーダー 前川 渉氏が講演した。
2009年度には決済金額が初めて1兆円を超え、決済件数や一回あたりに使われる平均単価も年々増加傾向にあるプリペイド型電子マネー。主要な電子マネーの中でも利用件数や利用単価の増加が他社よりも目立つ、流通系電子マネーの「WAON」。前川氏は現在のWAONの状況から具体的な事例をまじえ、成長し続けるWAONの戦略について講演した。
日本カードビジネス研究会では「定例」「公開」セミナーを定期的に開催している。今後のセミナーの予定は同研究会のWebページに掲載されている(http://www.ncbi.jp/ncbhp/)。