2020年10月7日8:00

PR特別連載企画

ポイ探 代表取締役 菊地崇仁氏に編集部指定の各カードの魅力を解説してもらう本コーナー。今回は、ジェーシービー(JCB)の定番クレジットカード「JCB ORIGINAL SERIES」について紹介してもらう。

パートナー店舗でポイントがお得に
常時2倍のポイントが貯まるJCB CARD WとJCB CARD W plus L

JCB ORIGINAL SERIESの基本ラインナップはJCB一般カード、JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナ、JCBザ・クラスだろう。これに加えて年齢を限定したJCB CARD WやJCB CARD W plus L、リボ払い専用のJCB CARD R、法人代表者向けのJCB CARD Biz、法人カードのJCB法人カードとなる。

JCB一般カード(出典:JCB)

JCBプラチナやJCB CARD W、JCB CARD W plus L、JCB CARD R、JCB CARD Bizは比較的新しいカードとなりORIGINAL SERIESの種類を増やしている。

JCB ORIGINAL SERIESは最も一般的なJCBカードとなり、基本的な還元率は0.4%程度だが、JCB ORIGINAL SERIESパートナーの店舗で利用するとポイントが2倍以上貯まるのが特徴だ。例えば、スターバックス カードにチャージするとポイントが10倍。通常、1,000円(税込)につき1ポイント貯まるが、10ポイント獲得可能だ。Amazon.co.jpではポイント3倍(Oki Dokiランド分を含む)、高島屋やセブン-イレブンでポイント3倍など、様々な店舗でポイントアップを受けられる。

だが40歳未満が申し込みできる年会費無料のJCB CARD WとJCB CARD W plus Lは常時2倍のポイントが貯まり、リボ払い専用カードのJCB CARD R(年会費無料)は常時ポイント4倍となる。

特徴的なカードでおすすめは4種
JCB CARD Wはキャンペーンも豊富

この中で特徴的なカードでおすすめできるのはJCB CARD WとJCBプラチナ、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBザ・クラスの4枚だろう。

まず、JCB CARD Wは少し紹介したように年会費無料で常時ポイントが2倍のカードだ。年齢制限があるが39歳までに申し込めば、40歳以上に更新月を迎えても継続できる。通常、年齢制限のあるクレジットカードは、対象年齢を過ぎたタイミングでカードが変わる。例えば、29歳以下限定のJCB CARD EXTAGEは初回更新時にJCB一般カードに切り替わる。しかし、JCB CARD Wは39歳までに申し込んでいれば40を過ぎても継続することが可能だ。

「JCB CARD W」(出典:JCB)
「JCB CARD W plus L」には、 女性に嬉しいサービスを付帯(出典:JCB)

デメリットは申込から銀行口座登録、利用明細の確認まで、全てオンラインで行う必要がある。特に利用明細は郵送が良いと言う場合は、郵送のオプションがないため選択肢から外れるだろう。また、それなりの年齢となり、ゴールドカード以上のカードが欲しいと言う場合も、JCB CARD Wのゴールドカードはない。JCBゴールド以上に変更する必要があり、40歳を過ぎている場合はJCB CARD Wに戻ることはできない。

ただし、JCBとしてもイチオシのカードとなるため、入会キャンペーンも豊富だ。特に、AmazonではJCB ORIGINAL SERIESとして3倍に加え、JCB CARD Wのボーナス分である+1倍が加算されるため常時4倍のポイントを獲得できる。Amazonでの利用を目的に入会する人も多いため、1年に1回実施されているAmazonプライムデーの開催日に合わせた入会キャンペーンが行われることが多い。新規でJCB CARD Wに入会するのであればAmazonプライムデーの直前にキャンペーン情報をチェックしよう。

発行が好調なJCBプラチナ
プラチナカードとしての機能は十分

続いて、紹介するのがJCBプラチナだ。実は、JCB CARD WとJCBプラチナは同じタイミングで発行開始となった。おトクカード(JCB CARD W)とステータスカード(JCBプラチナ)と真逆のカードが同じタイミングと言うのも不思議な感じだが、JCBに確認したところ、JCBプラチナも非常に好調とのこと。

JCBには最高峰のJCBザ・クラスがあるが、JCBザ・クラスに到達するまではJCBゴールドを年間100万円以上2年間利用し、JCBゴールド ザ・プレミアを入手。JCBゴールド ザ・プレミアを年間100万円以上利用しているとJCBザ・クラスのインビテーションがあるという流れだった。JCBプラチナが誕生してからは、JCBプラチナ⇒JCBザ・クラスのステップが用意され、JCBザ・クラスへの道が比較的簡単になったと言える。

JCBプラチナは年会費2.5万円(税抜)にもかかわらずコンシェルジュデスクを利用できたり、国際線空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスを発行できたり、人気のホテルや旅館をお得に宿泊できるJCBプレミアムステイプランを利用できるなどの特典がある。家族カードの年会費も1名分は無料だ。夫婦で保有する場合は2.5万円(税抜)だけで利用可能。なお、家族カードでもコンシェルジュデスクなどの特典は基本的に利用できる。また、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)のザ・フライング・ダイナソー内にあるラウンジを利用できたり、JR京都駅にある「JCB Lounge 京都」を利用できるなど、プラチナカードとしての機能は十分だ。

筆者はJCBザ・クラスを保有しているが、楽天ブラックカードのコンシェルジュデスクはJCBプレミアムコンシェルジュデスクとなる。あえて楽天ブラックカードのコンシェルジュデスクを利用してみたことがあるが、JCBザ・クラスとほとんど違いはない。

ただし、JCBプラチナはJCBザ・クラスを目指すためのクレジットカードと考えた方が良く、東京ディズニーリゾート内にあるアトラクション内ラウンジについてはJCBザ・クラス限定の特典だ。また、年に1回ザ・クラス メンバーズ・セレクションが送られてくるため、好きな商品を申し込むことができる。カタログギフトは約2万円相当の商品となるため、JCBプラチナとJCBザ・クラスの年会費は実質それほど変わらない。

コストパフォーマンス高いJCBゴールド ザ・プレミア
最終的にはJCBザ・クラスを目指す

3枚目はJCBゴールド ザ・プレミアだ。上記で紹介したようにインビテーション制のカードとなる。年会費は通常の1万円(税抜)に加えて、5,000円(税抜)のサービス年会費が必要となる。ただし、年間100万円以上利用すると5,000円(税抜)分は無料。従って、JCBゴールド ザ・プレミアを利用しているような人の場合は、サービス年会費は無料となるだろう。利用できる特典は、JCBゴールドの特典に加えて、海外空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスの発行やJCBプレミアムステイプラン、JCB Lounge京都を利用できるなど、1万円(税抜)の年会費のカードとしては非常にハイレベルなカードとなる。以前は、JCBゴールド ザ・プレミアからのJCBザ・クラスという流れだったが、JCBプラチナが誕生したことで、JCBゴールド ザ・プレミアの存在価値が微妙にはなっているが、ゴールドカードとしてプライオリティ・パスを入手できるカードは少なく、ゴールドカードとして考えるとコストパフォーマンスは高いだろう。

最後はJCBザ・クラスとなる。JCBゴールド ザ・プレミアもJCBプラチナも、結局はJCBザ・クラスを目指すためのクレジットカードとなる。JCBプラチナに内特典としては、やはり東京ディズニーリゾート関連の特典だろう。東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでのラウンジ、ディズニーリゾートの専用パッケージ、ディズニーホテルのスイートルーム優待プランなどが用意されており、これらの特典を利用するにはJCBザ・クラスを保有しなければならない。また、ザ・クラス 名食倶楽部など、クラス会員向けのイベントなどもあり、最終的にはザ・クラスを保有するのが目的になる。

40歳未満の場合はJCB CARD Wを、ステータスを考えるのであれば、JCBゴールド ザ・プレミアかJCBプラチナを保有し、JCBザ・クラスを目指すのがおすすめだ。

※PR特別連載企画
本記事は筆者の見解でありサービスの品質を保証するものではございません。

菊地崇仁(ポイ探 代表取締役):約90枚のクレジットカードを保有し、約150万円の年会費を支払っている。一般カードからプラチナカード等のプレミアムカードを実際に保有・利用しおトクな使い方、おすすめの使い方を日々研究中。

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