2021年1月8日8:30
中国オンラインバンキング認証とセキュリティ分野のトップサプライヤーである中国飛天誠信科技有限公司(Feitian Technologies社、北京/2014年中国深圳证券交易所に上場)の日本総代理店、飛天ジャパン株式会社(東京都中央区)は、QRコード決済端末の新製品「ePayPOS F40」を2020年5月に発売するなど、QRコード決済端末の商品群を充実させている。QRコード決済の普及が進む日本市場で、キャッシュレス化を導入する中・小規模事業者の要望を満たすソリューションとして、IoTプラットフォーム/IoT-BOXをリリースした。(提供:飛天ジャパン株式会社)
公共料金やコイン自販機…広がるQRコード決済
中国では、QRコード決済を使って公共料金を支払う利用者が増えているという。代表取締役の李氏は「いったん便利なキャッシュレス決済に慣れてしまうと、もう現金での支払いに戻れない。中国では現金使う習慣がなくなるのではないでしょうか。日本でも、公共料金をQRコード決済で支払う仕組みがさらに普及していくと考えています」と話す。
飛天ジャパンでは、コインランドリーやコインパーキングなどの自動販売機で現金しか使えなかった場所でもQRコード決済が普及していくと予見し、決済端末の開発と並行して、ソフトウェア&デバイスを3rd Partyのアプリケーションと連携した、特定の業界に特化したIoTプラットフォーム(※下記イメージ図ご参照)の提供を開始した。
このIoTプラットフォームを利用し、第1弾としてリリースしたのがIoTプラットフォーム/IoT-BOXだ。
IoTプラットフォーム/IoT-BOXとは
IoTプラットフォーム/IoT-BOXとは、中・小規模事業者向け短期間で簡単&安価に導入可能な、既存のコイン式機器がQRコード決済に対応可能となる魔法の‘箱’+クラウドプラットフォームだ。既に一部の小売店等で実証実験を開始、コイン式機器の以下のような課題を解決する。
-
- 集金するまで売り上げが分からない
- 集金や釣り銭管理に多大なヒューマンリソースを要する
- 通報があるまでマシントラブルを把握できない
- 稼働情報などマーケティングに必要な詳細情報を取得できない
- 料金変更や商品変更においては各機器単位に設定する必要あり
- 紙幣に未対応・釣り銭切れによる売上ロスもある
- 複数メーカーの機器利用だと決済手段変更などのハードルが高い
キャッシュレスが進化する昨今において、既存の電子マネーサービスの導入と比べて、初期導入費とランニングコストを大幅に低減し、短期間で導入可能なのが特徴だ。他にも、セキュリティ重視のプラットフォーム、専用アプリのダウンロード不要、1つのQRコードで複数のQRコード決済サービスに対応等々の特徴もあり、注目が集まっている。
中国国内では既に導入が始まっている
中国では既に日常生活において、宝くじ販売機やコインランドリー、アーケードゲーム、マッサージチェア、シェアバッテリーなど、IoTプラットフォームによるQRコード決済が浸透し始めている。日本においても、コインランドリーを経営する中・小規模事業者からの問い合わせが多く、2020年12月以降、実証実験を開始する店舗が増えている。
【動画】国内小売店での実証実験
■お問い合わせ先
飛天ジャパン株式会社
〒103-0016
東京都中央区日本橋小網町9-3
CANAL TOWER 4F / 7F
TEL:03-3668-6668
E-mail:sales@ftsafe.co.jp
URL:https://ftsafe.co.jp/products/qr_pos/