2015年5月12日9:00
ドイツ銀行は2017年までに支店200カ所を閉鎖し、デジタルチャネルを強化すると発表した。コスト削減策の一環で、証券ビジネスも縮小し、ポストバンクに売却する。
現在世界70カ国で営業しているが、そのうち10カ国では収益性の低い部門を再構築する。コスト削減効果は年間35億ユーロになる見込みだ。
その削減分のうち10億ユーロは、3から5年かけてデジタルバンク創造に投資する。リテール部門では4億ユーロから5億ユーロをデジタル技術に投資する計画だ。
開発投資で、個人と法人の顧客にオムニチャネルのアダバイザリー機能をもつサービスを提供。支店とモバイル機器の融合をめざす。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。