2010年9月9日18:35
フォーティネットジャパン は9月9日、Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)のFortiWebファミリーに属する2種類の新アプライアンス「FortiWeb-1000C」と「FortiWeb-3000C」を発表した。FortiWeb-1000Cは中大規模企業向け、FortiWeb-3000Cはサービスプロバイダ向けのシステムであるという。両アプライアンスには、新しいFortiWeb 4.0MRファームウェアが搭載されている。同ファームウェアは、機密データを含むWebアプリケーションをPCI DSSのガイドラインにしたがって最大限に保護するという。また同WAFは、SQLインジェクションやクロスサイト スクリプティングなどからの攻撃を緩和するほか、クレジットカード番号や個人を特定できるデータの漏えいなど、セキュリティ侵害の発生を防止するという。
例えば、eコマース事業者やサービスプロバイダの場合、FortiWeb製品を導入することで、PCI DSSの要件6.5/6.6への対応の問題を大幅に緩和することができると同社では発表している。