2017年7月31日20:46
クレディセゾンは、2017年7月31日から、PKSHA Technologyが提供する自然言語処理技術を用いた対話型の自動応答エンジン「BEDORE(ベドア)」を活用した自動応答チャットサービスをセゾンカードホームページ(PC・スマートフォン)に導入したと発表した。
同サービスの開始により、利用者は質問を話し言葉で入力するだけで、自動応答エンジンが最適な回答を無人で判断し、会話形式で回答する。さらに利用者によって異なる状況や言語化しづらい事象に対しては、「シナリオ型対話機能」により、自動応答チャットサービスが提示する選択肢の中から選んでもらうことで、自動応答チャットサービスと利用者の会話の食い違いを減らし、複数の状況が想定される問い合わせにも精度の高い回答をするそうだ。
今後、クレディセゾンとPKSHAは、自動応答チャットサービスとセゾンカード会員が利用できるインターネットサービス「Netアンサー」の連携による、利用者情報(カード請求額やポイント残高など)を踏まえた、問い合わせへのパーソナライズな自動応答・レコメンド情報の提供を目指す。また、コールセンターへの問い合わせ内容をAIで解析し、回答候補やマニュアルなど必要な情報を画面上に表示するオペレーターサポートシステムの導入を検討する。