2010年12月14日7:35
静岡県とイオンは、提携発行する電子マネー「しずおか富士山WAON」を活用した商業・観光振興や、地域の安全・安心の確保、県産品の販売促進、食育、子育て支援、富士山静岡空港の利活用促進など、さまざまな分野において、相互に密接な連携と協力をすることにより、一層の地域の活性化と県民サービスの向上を図るため、包括提携協定を締結することとなったと発表した。イオンと都道府県が包括提携協定を締結するのは、大阪府、山形県、三重県、宮城県、岐阜県、島根県に続き全国7例目。都道府県と提携して独自デザインのWAONカードを提携発行するのは、大阪府、三重県、岐阜県に続き全国4例目となる。
しずおか富士山WAONの発行開始日は12月14日。販売場所は静岡・愛知・岐阜・三重・石川・富山県内のジャスコ約70店舗、静岡・愛知・神奈川県内のマックスバリュ東海の85店舗の合計155店舗で開始し、順次拡大する予定だ。販売目標は初年度5万枚。発行手数料は1枚300円(税込み)でチャージ可能金額は上限5万円(一回あたりのチャージ金額は2万9,000円)となる。同カードが全国のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから「静岡県地球環境保全等に関する基金」に寄付を行う。