2020年12月21日18:54
Dinii(ダイニー)は、 店内モバイルオーダーPOS「ダイニーセルフ」のユーザー注文環境を、LINEが提供する「LINEミニアプリ」上で展開するモデルを発表した。既存導入店舗には12月に「LINEミニアプリ」へ移行完了を予定だ。
ダイニーセルフは当初から「LINE」と連携するプロダクト開発を行っている。ダイニーセルフのユーザー体験や導入店舗の運営がより快適になることを目的に、2020年7月より提供開始した「LINEミニアプリ」でダイニーセルフを再度リリースしている。
これによりユーザーは、QRコードを読み取るだけで注文を行うことができる。LINEアプリ上で利用可能なため、ネイティブアプリのダウンロードなどの運用環境を解消し、追加注文時もLINEアプリやテーブルのQRコードからメニューページを立ち上げることが可能だ。
導入店にとっては、スマホの環境に依存しないモバイルオーダーシステムであるという。LINE上で動くWEBサービスとなるため、店内でのモバイルオーダーの案内から利用者の注文完了までアプリダウンロードや会員登録等なく行える。
さらに、「LINEミニアプリ」上でサービス提供することで、 LINEアカウントと紐づくユーザーデータを取得可能だ。 取得したデータを「LINE公式アカウント」で活用できるため、店舗利用履歴に応じたメッセージングやクーポン配信の仕分けも可能になる。
飲食店はダイニーセルフを導入することで、モバイルオーダーの利用者を、自店舗の「LINE公式アカウント」友だち登録へ促すことができるとしている。