2021年1月14日18:25
中京テレビ放送とCCCマーケティングは、テレビ放送とTポイントを連動させた初の来店促進企画CMを放送する。同企画は、ハウス食品グループ本社のCMで自動表示されるデータ放送において、ユーザーがクイズに参加してWEB上でエントリー、店舗で指定の商品を購入するとTポイントを受け取れるというものだ。
同施策を通して視聴データと顧客の購買データを連携し、テレビCMの視聴から来店・購買までを実際に行ったユーザーの特性を分析することで、 テレビCMの効果を検証する。
視聴者は、データ放送上で簡単なクイズに参加すると、二次元コードが表示される。ユーザーはスマートフォンで二次元コードを読み取り、WEBページにアクセスしてエントリーする。Tポイント提携店舗にてTカードを提示し「C1000ビタミンレモン」を購入すると、Tポイントが付与される流れだ。
同取り組みでは、テレビ視聴、データ放送での能動的アクション、エントリーページへの遷移・認証、来店・購買までの認知から行動に至るコンバージョンを、一連のデータで検証することができるという。これにより、広く認知を広げるというテレビの広告価値に加え、行動・購買に関わる販促価値を確認することができる。
また、施策にてエントリーを行った視聴者、対象商品を購入した視聴者に対して、T会員データより性年代・志向性・購買傾向を分析する。
なお、今回使用する視聴データは、個人を特定するものではないそうだ。またデータ分析全般は、あくまで広告効果を検証するための集計値を算出するものであり、これにより個人を特定できる情報が使用・公開されることはないとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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