大規模商業リゾート施設「VISON」、キャッシュレス・地域通貨にも取り組む

2021年3月30日19:50

「三重故郷創生プロジェクト」(アクアイグニス、イオンタウン、ファーストブラザーズ、ロート製薬の4社からなる合同会社)による「VISON(ヴィソン)」は、2021年4月29日の第一期オープンから7月20日のグランドオープンまで3段階に分け開業すると発表した。「VISON」は、日本最大級の商業リゾート施設であるという。

日本最大級の商業リゾート施設 VISON [ヴィソン]

林業を継続した産業として支え、食品ロスの削減に取り組むなどSDGsへの多様な取り組みだけではなく、周辺地域の自治体と連携して進めるスーパーシティ特区の構想の実現を目指し、最先端のテクノロジーが総合的に体験できるそうだ。このほど、新業態、また日本初上陸、及び東海地方初出店の店舗含む全68店舗の出店、順次オープンが決定した。

VISONは、多気町、大台町、明和町、度会町、大紀町、紀北町と連携し、地域課題を解決するためのスーパーシティ特区構想がある。VISON をスーパーシティのグリーンフィールドとし、施設内での自動運転、モビリティ、自律式ドローンの活用、遠隔医療クリニック、キャッシュレス・地域通貨に取り組み、これらの先端的サービスを1つの ID で管理する「One-ID」データ連携基盤を構築するそうだ。その実践によるノウハウを連携する6市町に展開することで地域住民の利便性の向上、地域活性化を図り、新たな未来社会の先行実現を目指す。

SDGsの取り組みおよび地方創生に力を入れているVISONが目指す未来を実現させるために、VISON に関わる企業や、来場した顧客も参加できる「サーキュラーコミュニティー」を形成し、VISON内での体感・体験を通じてSDGs活動に貢献してもらえるさまざまな施策を通じて、コミュニティーの一員となってもらう。また、出店各テナントと協力することで、地産地消などの経済効果を目指す。

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ペイメントナビ編集部

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