2021年4月13日9:13
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(LM)は、国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」の達成に向けた活動として、「Green Ponta Project」を展開している。この一環として、2021年4月12日にiPhone用スマートフォンアプリ「Green Ponta Action(グリーンポンタアクション)」をリリースした。CO2削減などにつながる日常生活の中で気軽に取り組めるアクションを積み重ねることで、持続可能な未来に向けた活動を応援できるアプリとなる。
「Green Ponta Action」の開発にあたっては、生活者のSDGsに対する意識調査やグループインタビューを行った。気候変動、エネルギーといった社会課題に対して高い関心があることがわかった一方、これらの課題解決につながる行動を起こしても結果を感じにくい、これから行動していきたいという人が多くいることがわかったそうだ。
そこで、「今日することで、未来を変えてゆく」をコンセプトに、アプリにゲーム要素を取り入れた。「知る」「買う」「あるく」「宣言する」という日常生活の中にあるアクションを通じてスコアをため、楽しみながらアクションを続けられるコンテンツを開発した。ユーザーは、「Green Ponta Action」の趣旨に賛同した企業の持続可能な未来に向けた取り組みに関する情報を「知る」ことや、各社が提供するサステナブルな商品を「買う」ことでスコアを貯められる。
LMは、ユーザー全体の合計スコアに応じて、CO2などの温室効果ガスの排出削減や環境保全など、社会課題の解決に取り組む団体などへ寄付を行う。第1弾として、音楽家の坂本龍一氏が代表を務める一般社団法人more treesと協働し、「Pontaの森」づくりとして植林を行う予定だ。ユーザーの皆様のアクションとLMのアクションが連動し、持続可能な未来を目指す。
今後、「Green Ponta Action」でSDGsのゴール達成に向けたさまざまな活動を応援できるよう、コンテンツの拡充を進める。1億人超のPonta会員を軸に、未来を大切に思うアクションが広がっていくよう、ユーザーや参画団体・企業とともにサービスの開発や改良を重ね、Green Ponta Actionを育てていきたいとした。