2021年7月26日8:00
和田文明氏による世界の決済シーンを紹介する本コーナー。今回は、Mastercardが米国でNetspendと提携して発行されている「Netspend Liberty Tax プリペイドマスターカード」について紹介してもらった。
和田文明
Mastercardは、2021年の納税に際し、納税サポートサービスプロバイダーのLiberty Tax並びにプリペイドカードプロバイダーのNetspendと提携して、アメリカの市民を対象にオープンループのバリューリロード型のオンラインプリペイドカードである“Netspend Liberty Tax プリペイドマスターカード”を案内している。
この“Netspend Liberty Taxプリペイドマスターカード”は、Mastercardのライセンスに従い、預金保険のFDIC(Federal Deposit Insurance Corporation、連邦預金保険公社)のメンバー金融機関であるRepublic Bank & Trust Companyによって発行され、同行の代理店であるプリペイドカードプロバイダーであるNetspendによって運用されている。(図表1)は、同様のマスターカードブランドのオープンループのバリューリロード型のプリペイドマスターカードである。
なお、プリペイドカードのサービスプロバイダーであるNetspendは、2010年よりLiberty Taxとタイアップし、11年以上も間、“Netspend Liberty Taxプリペイドマスターカード”と“Netspend Liberty TaxプリペイドVISAカード”を発行している。
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