2021年7月26日16:40
ビザ・ワールドワイド(Visa)は、米国時間の2021年7月21日、 世界に向け「Meet Visa」を公開し、自社ネットワークの多様な機能と世界規模のエコノミック・インクルージョンの実現にスポットライトを当てたブランド刷新の第1フェーズについて明らかにしたと発表した。同フェーズでは、 Visaのビジネス戦略とも整合をとりながら、ダイナミックなグローバルマーケティングキャンペーンを展開するほか、 モダンに刷新したVisaブランドのビジュアルアイデンティティを公開する。
Visaが誕生した60年前、現金と小切手を超えた世界を想像できた人はほとんどいなかったという。より安全で、信頼性が高く、便利な通貨をデジタルの形で普及させるというVisa創立時のビジョンは、通貨が完全に電子化されたらどうなるだろうというシンプルな問いかけから始まったとしている。そして現在、Visaはデジタルコマースの未来を予見し続け、 安全なグローバルネットワークを通じた経済的アクセスを、世界のあらゆる場所のあらゆる人々に提供しているそうだ。
Visaは今後も、プラスチックおよびデジタルのクレジットカードまたはデビットカードの取引を形作りながら、決済テクノロジーの提供により中心的役割を果たしていくという。 エコノミック・インクルージョンへのアクセスをもとに構築された企業として、Visaのネットワークは36億のクレデンシャル、7,000万以上の加盟店、何万ものパートナーをつなぎ、年間11兆ドル以上の総取引高を支えているそうだ。過去5年間だけでも、Visaは差別化された一連の製品、サービス、メリットを提供しながら、商取引の将来を形作るテクノロジーに90億ドルを投資してきた 。Visaのネットワークにより、ギグワーカーは柔軟にリアルタイムで支払いを受けることができるほか、世界の何十億ものカードやアカウント間で決済が可能となり、さらには国境を越えた大規模な企業決済もさらに容易になる
Visaのブランド刷新の第1フェーズの内容として、ネットワークの力を強調する「Meet Visa」動画を公開。受賞歴のある世界規模の広告制作会社であるWieden+Kennedyが制作し、マリク・ハッサン・サイード氏が監督した短編動画「Meet Visa」を初公開した。あらゆる人のために機能するネットワークを紹介する「Meet Visa」動画は、世界中の場所や人に高度なコマースへのアクセスを提供する広範なVisaネットワークを、短いデジタル映像や写真で表現しているそうだ。
また、Visaはこれまで長きにわたり、信頼、セキュリティ、受容、インクルージョンを支えてきたが、これらの中核的価値観を、すべての人にグローバル経済へのアクセスを提供するという目標とともに、世界屈指のブランドデザイン会社Muchoとのパートナーシップで誕生したモダンでダイナミックなビジュアルブランドアイデンティティを通じて表現した。
同キャンペーンは、今年後半にローンチ予定の進化したビジュアルブランドアイデンティティをいち早く披露するもので、デジタルインパクトを狙った新鮮な色使い、デジタルエクスペリエンスを最適化するために作成されたカスタムフォント、組織を支える目的を表現した新しいブランドシンボルなどが特徴だとした。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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