2021年8月26日20:07
READYFORとアメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc. は、「SHOP SMALL飲食店クラウドファンディング」を開始し、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける全国の飲食店に向け、クラウドファンディングを通じた支援を行うと発表した。同プログラムでは、2021年8月26日10時~10月31日までに申し込んだ飲食店を対象に、クラウドファンディングに関わる諸手数料(決済手数料+サービス手数料)をアメリカン・エキスプレスが負担し無償化する。さらに特別マッチングとして、支援総額の5%となる金額を飲食店へ追加支援する。
新型コロナウイルスの影響によって、多くの飲食店が影響を受けている。アメリカン・エキスプレスが2021年6月に実施した調査で、1カ月当たりの飲食店の店内での飲食の利用金額を聞いたところ、2019年(コロナ禍前)の月平均5,105円から、2021年(コロナ禍2年目)では月平均3,627円と約30%減少し、「地域の飲食店で新たな思い出をつくれなかった」と回答した人は、コロナ禍以降2年連続で8割を超えたことが明らかになった。その一方、同調査において「コロナ禍で地域の飲食店が恋しくなり、何らかの行動をした」人の割合は47.4%にとどまり、テイクアウトやデリバリーの利用を除いては、あまり飲食店との接点がない現状が浮き彫りになり、飲食店への想いを形にする新たな行動の提案の必要性が感じられる結果となったそうだ。
その中で、アメリカン・エキスプレスでは、新型コロナウイルスの影響から厳しい状況にある中小店舗への支援の取り組みとして、「SHOP SMALL」を展開。昨年は全国10万店以上の店舗に対する集客支援やコロナ禍での店頭営業資材の提供など、さまざまな取り組みを行った。また、2021年は特に厳しい状況にある飲食店への支援を強化。第1弾の取り組みとして、東京都内51のレストランとのコラボで自慢のスペシャルテイクアウトメニューを届ける「Taste of World」の取り組みを7月より開始している。
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ペイメントナビ編集部
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