2021年9月28日10:00
ルミーズは、自動精算機・自動販売機向けにクレジットカード・電子マネー・コード決済などすべてのキャッシュレス決済機能を持つ組込型マルチ決済端末「salo-01」を提供しているが、このほどソニーペイメントサービスが新たに提供する対面決済ソリューションとの連携を開始したと発表した。連携にあたり、「e-SCOTT」対面センターと接続を開始し、複数センター接続により耐障害性に優れたシステム環境を構築している。
すでに各種施設や駐車場などで導入が進んでおり、自動券売機による入場チケットの販売や、自動精算機によるセルフ決済シーンで活用されている。ルミーズの「salo-01」を組み込んだソニーペイメントサービスの対面決済ソリューションを採用することで、クレジットカード・電子マネー・コード決済などのキャッシュレス決済にオールインワンで対応することが可能になり、利用者にとっては、決済手段の選択肢が増え、支払いがスピーディに完結することで、利便性の向上につながるとしている。一方、導入される事業者にとっては、新型コロナウイルス感染症対策としてニーズの高いセルフ決済や非接触決済に対応することで、安心・安全でスマートな決済システムの構築を実現したそうだ。
なお、ソニーペイメントサービスは、クレジットカードを中心にした決済ソリューションを提供するソニーグループの企業だ。非対面でのオンライン決済を中心に事業展開してきたが、近年はオフラインにおける実店舗・実施設での対面決済にも事業領域を広げている。オンライン決済でこれまでに培った実績と信頼を強みに、自動精算機・自動券売機分野へも進出し、そのファーストステップとして、今回の「salo-01」を活用した対面決済ソリューションを提供開始した。