2021年11月26日13:50
フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」が、長野県松本市が提供する電子クーポン「まつもとコイン」のプラットフォームとして採用されたと発表した。
「まつもとコイン」は、新型コロナウイルス感染症により深刻な影響を受けている市内観光産業の早期回復を目的に松本市が2021年12月1日から開始する「まつもと冬割キャンペーン」の参加者を対象に付与される電子クーポンとなる。事業費1億2,881万円で進められる「まつもと冬割キャンペーン」では、⻑野県在住者およびFDA(フジドリームエアラインズ)で信州まつもと空港を利用する県外からの旅行者を対象に、宿泊代金や旅行代金を割引くとともに、宿泊割引を利用した旅行者に対し、市内の飲食店や観光施設等約200店舗で利用できる「まつもとコイン」を付与する。
付与金額は、対象者1泊1人当たり2,000円となり、部屋貸しの場合には、1泊1室あたり2,000円を発行する。
対象者は、宿泊施設のチェックイン時にフロントで配布される2,000円額面のポイントカードを、スマートフォンにダウンロードした「まつもとコイン」アプリ(無料)で読み取ることで、「まつもとコイン」に加盟する飲食店や観光施設等での支払いに利用可能だ。松本市内の飲食店や観光施設など約200店舗(11月24日時点)で利用できる。
なお、ポイントカード配布期間は、2021年12月1日~2022年3月27日宿泊分まで(予約開始2021年12月1日)。チェックイン日から2022年3月31日まで利用可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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